所報4月号
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2この人に聞く ―平成23年度松山YEG会長就任、おめでとうございます。 この4月より、松山商工会議所青年部(YEG)の会長を拝命しました。松山YEGに入会したのは、平成8年、26歳の時です。16年間、松山YEGで活動してきましたが、東北関東大震災など、地域経済が厳しい状況を迎える中で、松山商工会議所の若手経済人団体、青年部の会長を担う重責をあらためて感じています。 松山YEGでは、数多くの事業に関わってきました。特に思い出深い事業は、松山まつりの堀之内をはじめとしたイベント開催や野球拳おどりへの参画、また、昨年開催した全国大会です。全国大会では実行委員長を務めさせていただきました。今まで秋に開催していたものを年度の集大成として、年度末に変更するという新しい試みをスタートした大会でした。日本中が「ワンチーム」をスローガンに一体となったことで、約4千人となる参加者を松山にお迎えすることができました。 ―会長としてどのような活動を 進められますか。 自分自身が松山YEGでの活動で学んだことは、「当たり前の基準」が変わることです。多くの経営者と仲間として交流することで、業界だけに関わっているのではわからないことを学ぶことができます。仲間との会話を「なるほど」と思うことで、今まで「当たり前」だと思っていた基準が常に変わっていきます。それは、YEG活動だけではなく、仕事においても大きな変化につながりました。その「なるほど」を感じる、「誇れるYEG」を創りあげることが今年度の活動方針です。そのため、松山YEGの平成23年度スローガンは「一歩!StepbyStep!結集した力で踏みだそう」を掲げました。今年度は「誇れるYEG」を創りあげる第一歩を踏み出す年にしたいという想いを込めています。 ―事業に関しても幅広い展開を されていますね。 会社では販売全般を担当しています。当社では、乗用車のタイヤはもちろん、ゴルフ場のカートや大型の建設車輛など、タイヤと呼ばれるものなら何でも取り扱っています。また、タイヤだけではなく、ブリヂストンが取り扱っている、ゴルフボールや油圧ホースなどの工業用品、防護オイルフェンスも販売しています。そのため、県内の企業、一般個人、官公庁など、ありとあらゆる方々に、当社の製品を使っていただくご提案をしています。 業界としては、震災前から物流の動きが悪く、厳しい状況にあります。また、ブリヂストンでも、計画停電などの震災の影響が予測されています。 ―事業において重点的に 取り組んでいることは…… マーケット全体が縮小傾向になる中で、リサイクルが一つのキーワードになります。一つはリトレットタイヤと言われる再生タイヤの販売を拡大していきます。リトレットタイヤは高品質化が進んでおり、ゴム量を7割も削減できるという利点もあります。また、当社では使用済みタイヤのリサイクルに取り組んでいます。東温市にあるリサイクル工場において使用済みタイヤを小さくカットし、燃料や鉄製品の原SPECIAL INTERVIEWこの人に聞く松山まつりや全国大会など数多くの事業を経験「当たり前」の基準が「なるほど」で変化営業担当として、タイヤと名のつくものを県内に販売リサイクルなどタイヤを通して社会に貢献を〜 「一歩」 結集した力で踏み出す 起点の年に 〜〜 「一歩」 結集した力で踏み出す 起点の年に 〜「0から1を創ることで『笑心』を演出」「0から1を創ることで『笑心』を演出」えがお

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