所報6月号
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19景況調査松山管内中小企業景況調査結果概要市内業況は低水準で推移~全DIが僅かに改善~ 当所では、地域商工業者の景況並びに経済動向等に関する情報の収集・分析を行っています。今号では、平成23年1~3月期の調査がとりまとまりましたので、ご報告します。全産業におけるDIの推移【調査概要】調査時期 四半期毎に調査(年4回実施)調査期間 平成23年2月23日~3月1日調査対象 当所議員、地域振興委員等201企業 全ての業種をまとめた全産業においてのDIは、全てのDIが僅かに改善していますが、前期では持ち直しの動きに足踏み感もみられ、今期も改善の幅が少ないことから回復の動きは徐々に弱まってきているように感じられます。業種別では、卸売業、小売業、サービス業において、今期すべてのDIが前期よりも回復していますが、製造業では全てのDIが悪化しており、業況DIと採算DIについては大幅な悪化となっています。来期の見通しについては、サービス業で全DIが改善していますが、それ以外の業種は横ばいか悪化となっています。 今回の調査は、東日本大震災前の回答であり、震災の影響で景気が悪化するのは避けられないと予測されます。0-10-20-30-40-50-60-70207-92010-12211-3214-6217-92110-12221-3224-6227-92210-12231-3234-6(見通し)売上資金繰り業況採算

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