所報8月号
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19景況調査商 工会議所LOBO調 査早期景気観測システム業況DIは、依然厳しい水準も、先行きには期待感が広がる 6月の全産業合計の業況DIは、▲51.4(前月比+3.0ポイント)と、2カ月連続でマイナス幅が縮小した。しかし、回復の勢いは弱く、マイナス40前後で低迷していた震災前の水準にも及んでおらず、依然厳しい状況が続いている。 先行きについては、先行き見通しDIが▲38.4(今月比+13.0ポイント)と、大幅に改善する見通し。部材の調達難解消に伴う生産の本格回復や、節電関連商品の売上増加が見込まれている。しかし、電力の供給不足による生産・営業活動への影響や消費低迷の長期化への不安の声も多い。また、サプライチェーンの寸断を機に、親企業による生産拠点の海外移転が加速しており、産業空洞化に伴う地域経済への影響が懸念される。○全産業の業況DIは、マイナス幅が3カ月ぶりに縮小した。産業別にみると、サービスはマイナス幅が拡大したものの、他の4業種は縮小した。○家具製造業からは、「今後、電力不足により生産量が減少することになれば、非常に厳しい状況が予想される」との声、一般産業用機械・装置製造業からは、「建設機械や運搬・搬送関係では復興の動きが見られる」とのコメント。衣料品小売業からは、「震災以降、過度な節約ム-ドが払拭できておらず、個人消費は完全に冷え切っている」とのコメント。旅館からは、「原発事故に伴う風評被害により、外国人観光客が来なくなっている」とのコメントが寄せられた。○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べマイナス幅が大幅に縮小する見込み。産業別にみると、製造はマイナス幅が拡大、卸売は横ばいとなるものの、他の3業種は縮小する見込み。※DI=(増加・好転などの会頭割合)-(減少・悪化なとらの会頭割合) 業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)建 設製 造卸 売小 売サービス前年同月比全 国四 国全 国四 国先行き見通し▲52.7▲40.3▲59.8▲51.0▲59.9▲73.7▲18.5▲70.0▲59.3▲63.0▲45.8▲27.7▲46.5▲38.8▲41.4▲63.2▲25.9▲70.0▲44.4▲48.1■平成23年6月調査結果全 国 の 概 況ブロック別概況・四国
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