所報11月号
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19景況調査商 工会議所LOBO調 査早期景気観測システム 9月の全産業合計の業況DIは、▲39.6(前月比▲3.1ポイント)と、5カ月ぶりにマイナス幅が拡大。超円高が、受注・来客数の減少など、幅広い業種に影響を及ぼしており、5月以降続いていた回復基調に一服感がみられる。 先行きについては、先行き見通しDIが▲33.0(今月比+6.6ポイント)と、震災で落ち込んだ業況の回復傾向が今後も続く見通し。復興需要に加え、自動車の増産や秋の旅行需要、冬に向けた節電関連商品の売上増が見込まれる。しかし、取引先による生産・販売拠点の海外移転や部材の海外調達の加速など、超円高の定着を背景とした受注の減少を懸念する声も多い。○全産業の業況DIは、マイナス幅が4カ月ぶりに拡大。産業別にみると、サービスはマイナス幅が縮小、建設、小売はほぼ横ばいとなったものの、他の2業種は拡大した。○一般土木建築工事業からは、「原発・津波対策を中心に、県が補正予算で公共事業費として70億円を計上。今後の受注増加を期待」とのコメント。食料品製造業は、「2度の台風でいずれも事業所に浸水被害が発生。修繕のため、今後資金繰りが厳しくなる見通し」との声、建設・建築用金属製品製造業からは、「中国での生産・販売体制を整備する取引先が出ており、今後の受注減少を懸念」とのコメント。旅館からは、「関東方面からの観光客数の増加が顕著」とのコメントが寄せられた。○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べマイナス幅が縮小する見込み。産業別にみると、サービスはマイナス幅が拡大するものの、他の4業種は縮小する見込み。※DI=(増加・好転などの会頭割合)-(減少・悪化なとらの会頭割合) 業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)建 設製 造卸 売小 売サービス前年同月比全 国四 国全 国四 国先行き見通し▲38.2▲33.5▲34.7▲45.8▲42.8▲65.0▲30.0▲70.0▲39.3▲30.8▲41.7▲27.4▲32.9▲33.2▲33.0▲55.0▲ 3.3▲20.0▲14.3▲34.6■平成23年8月調査結果全 国 の 概 況ブロック別概況・四国業況DIは5カ月ぶりに悪化、 震災からの回復基調に一服感
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