所報2月号
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17会員トピックス畜飼料販売から養鶏、養豚、鶏卵販売まで一貫した畜産事業を行う愛媛飼料産業が昨年、60周年を迎えた。 創業者は、現会長の宮内政三氏。戦後復興のさなか、勤めていた飼料配給公団が廃止されたことから飼料販売会社を設立した。その後、自社の飼料を使って養鶏や養豚をはじめ、食肉やその加工品の製造・販売を手掛けるビージョイや、水産事業を行う南予ビージョイなどを設立、現在では、グループ全12社へと成長を遂げ、2代目の宮内圭三氏へ引き継がれた。 穀物価格の高止まりやTPP問題など、厳しい畜産情勢の中で、より強い農場づくりを推進し、全自動化や防疫対策など品質・生産性向上に取り組んでいる。「奥伊予地鶏」や「伊予いも豚」、当所の新製品コンテストで松山市長賞を受賞した「伊予ウインナー」などの自社ブランドに加えて「媛っこ地鶏」や「愛媛甘とろ豚」などの県産ブランド品の生産・販売に注力する。 「社員の成長なくして、会社の成長はない」との方針から、社員研修などの人材育成へ積極的に取り組む。宮内社長は「勤勉や節制、礼節、忍耐、感謝といった古き良き日本の美徳をもち続ける企業でありたい」と語る。その理念を礎に、業界のリーディングカンパニーとして、愛媛の優れた食材を全国へと発信し、食を通じた産業の活性化に貢献している。愛媛飼料産業㈱昭和25年創業創業60周年会員トピックスMEMBERS TOPICS家から遡ること60年前の昭和26年、信用金庫法施行により、中小零細企業や庶民の金融インフラとして地域経済の発展に寄与することを目的に、会員の出資による協同組織金融機関である「信用金庫」が誕生した。時を同じくして、今治信用金庫、松山信用金庫が設立(改組)され、昭和44年に合併、愛媛信用金庫が誕生した。当時、前向きな金融機関の合併は稀であった。その後、昭和47年に八幡浜信用金庫、平成12年に伊豫信用金庫、平成18年に三津浜信用金庫と合併し、現在、四国最大規模の信用金庫となっている。昨年、信用金庫法施行とあわせて設立60周年を迎えた。 信用金庫の歴史は、明治時代に遡る。産業の発達で、事業資金の需要が急増する中、資力や信用の弱い小商工業者が資本を出し合い、共力共助・自主自営の目的のもと設立した信用組合が前身となる。 同金庫は、「『愛』ある街のホームドクター 愛媛信用金庫」をコーポレートスローガンに掲げ、地域の〝かかりつけの医者〞のようにお客さまの課題解決のお手伝いができる金融機関を目指している。東日本大震災の発生や日本経済の低迷が続き、人々の将来への不安が増えている。そのような中、同金庫は、信用金庫設立の理念である「相互扶助」の精神に則り、地域経済の活性化に大きな役割を発揮していくとともに、地域になくてはならない金融機関であり続ける。愛媛信用金庫昭和26年創業創業60周年事 業 所 概 要愛媛信用金庫理事長 山本 泰正 氏所在地/松山市二番町4-2-11TEL/089-946-1111事 業 所 概 要愛媛飼料産業㈱代表取締役社長 宮内 圭三 氏所在地/松山市枝松5-8-30TEL/089-945-3311今昭和33年12月松山市一番町1丁目本社ビル落成昭和40年頃の本店
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