所報3月号
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10施策情報掲示板松山商工会議所 青年部速報 県内における万引きの現状については、刑法犯の認知件数が8年連続で減少する中、昨年の万引き認知件数は2,186件と5年連続で増加しています。県警では、増加する万引き犯罪を抑制するため、昨年3月、万引き防止に係る理念や具体的対策を記した「万引き防止ガイドライン」を作成し、「万引きをさせない店(環境)づくり」を推奨しています。 しかし、ガイドラインで示した各対策の効果を紹介する機会がなかったため、昨年8月、県内11店舗(6業種)を「万引き防止モデル店」として指定し、万引き防止対策に係る効果を検証、その効果を資料としてとりまとめました。 資料は、売上げロス率(額)が確定するまでの中間的資料ですが、各対策実施前と実施後における①棚卸しによる売上げロス率、②商品管理の徹底による売上げロス率を用いて比較を行っています。大型商業施設のモデル店については、参考として、警備員等が把握した万引き被害額について紹介しています。結果としては、事業者(所)と警察が協働で進めた万引き防止対策は、これまでのところ、ほとんどのモデル店で効果を上げる結果が資料で報告されています。 モデル店において実施した万引き防止対策は、一定の成果を上げていますが、万引き被害が皆無になった訳ではありません。万引き防止対策に、即効性の治療薬はありません。万引きを引き起こす原因が、個人の性格・資質に限定されず、犯人を取り巻く家庭環境、社会環境、経済環境など多岐に及んでいるからです。地域や自治体、そして社会の一員である事業者は、万引きを生み出す土壌が社会全体にあることを認識し、万引き(犯罪)を生み出さない環境を創り出す必要があります。 「万引きをさせない環境(店)づくり」に努めれば、「犯罪の起きにくい社会」に近づきます。資料を参考として、より多くの事業者の方々が、万引き防止対策に取り組んでください。 資料につきましては、愛媛県警本部にて配布しています。資料が必要な方は左記までご連絡ください。【お問い合わせ先】 愛媛県警察本部 生活安全企画課TEL/089-934-0110 hanzaiyokusi@police.pref.ehime.jp 2月5日、日曜日、地域との共生事業として、「第50回愛媛マラソン」のボランティア事業を行いました。当日は、松山法人会青年部の皆さんの協力もあり、約50名が給水所のボランティアに携わりました。多くのYEGメンバーもランナーとして参加するなか、声援を送りながらのボランティアとなりました。 気温が低く、寒い中での、給水のお手伝いでしたが、ランナーとして走っている方からは、多くのエネルギーをいただいたような気がします。また、松山でもこのようなイベントが開催されることは、とてもすばらしいことだと感じました。 当日、参加していただいたメンバーの皆様、本当にありがとうございました。また、ランナーとして、愛媛マラソンに参加された全てのランナーの皆さま、感動をありがとうございました!熱いランナーへ給水で応援! 〜愛媛マラソンボランティア〜万引き防止モデル店における検証(中間報告)愛媛県警察本部からのお知らせ愛媛県警察本部からのお知らせ施策情報掲示板

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