所報6月号
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まつやまの老舗まつやまの老舗当所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。事業所概要事業所概要創業周年創業周年代表者:代表取締役 池内 大介 所在地:松山市山西町860‐1TEL:089‐951‐1735培養土と流通システムで100年目の経営革新を有限会社 池内商店「感謝」を付加価値にしたお土産を道後の観光客に提供代表者:代表取締役 渡辺 義之 所在地:松山市道後湯之町6‐16TEL:089‐921‐6073有限会社 今治屋(有)池内商店からのメッセージ(有)今治屋からのメッセージ明治45年創業有限会社 池内商店100明治45年創業有限会社 今治屋 道後商店街の土産品店、今治屋が創業100周年を迎えた。当初は旅館業だった同社は、昭和33年、2代目の藤三郎氏が土産品店へ業態を変えた。商店街の中でも、いち早く転換を行ったことで、後の大手ホテル参入という、時代の変化にも柔軟に対応できたとか。3代目となる芳郎氏は若くして逝去、妻の千明氏が経営を担う。「商品に感謝の心を添えてお客さんにお返しする」は千明氏の弁。言葉通り、お客さんとの繋がりを大切にすることを理念として事業を拡大した。 4代目となる現代表の義之氏は「先代が築き上げたものを守り、仕入れは時代にあったものを」と語る。商品寿命の短期化を肌で感じているため、在庫を減らし、商品の回転を高める工夫に余念がない。日々の情報収集を欠かさず、ふるきを守り、時代に対応することで、次代へ事業を繋いでいく。 自社生産の培養土を看板商品とする、ガーデニング用品の販売を営む池内商店が、創業100周年を迎えた。創業時は「置き炬燵」や「焙烙」などを製造する職人だったとか。生活様式の変化から、置き炬燵や焙烙づくりに使用していた「窯」で植木鉢を焼いたことをきっかけに、園芸資材の取扱を開始。大型量販店の増加に着目し、ホームセンター向けの販売に重点を置いた。重量がある商品を小ロットで定期的に運搬する仕組みをつくり、県外他社との差別化に位置付けている。このシステムにより、販売だけではなく、物流を委託されることもあり、事業拡大に一役買っている。 経営を担う、3代目の池内大介氏は「ここ2・3年が勝負」と考え、製造・卸・小売のバランスが取れた経営の枠組みを構築中だとか。「子どもには、好きなことをやってもらいたい。継ぎたいと言われたら承継する」と大介氏は語る。今までの経験をもとに、経営を革新し、事業が引き継がれていくことは間違いない。植物を育てる中で培養土は目立たないが、最も重要なもの。そんな縁の下の力持ちな会社で有り続けます。当店の売れ筋である姫だるまのように、長く人々に愛される会社として、これからも成長を続けていきます。100旅館業を営んでいた当時の店舗会員トピックス会員トピックス19

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