所報8月号
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まつやまの老舗まつやまの老舗当所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。事業所概要事業所概要創業周年創業周年代表者 永井 逸美 氏 所在地:松山市平井町3731TEL:089‐975‐0784お針子の技術を承継し 洋品の「心」を販売する永井洋品店 一人一人違うお客様の好み・姿・かたちを思い、着る方の立場から考えた色・柄・デザインによる仕入、品揃えを行います。それを通じて、「お客さまの喜びを一番に」を心掛けています。永井洋品店からのメッセージ90大正10年創業永井洋品店 日々の暮らしに必要な洋品を豊富に取り揃える永井洋品店が創業90周年を迎えた。初代、サカエ氏が平井町商店街に「永井仕立屋」を開業。当時、既製品の数は少なく、粗悪品も多かったため、個人の体型に合わせる仕立ては重宝された。着物からスーツ・作業着など、ほとんどの衣類をお針子の女性が仕立てていた。ライフスタイルの変化に伴い、既製品の取り扱いを充実させる一方、仕立ての技術は代々継承。今もミシンは、裾直しや着物のリメイクなどに活躍している。 経営を担うのは2代目の逸美氏。お店を切り盛りしてきた歴史は70年に及ぶそうだ。靴以外は揃う豊富な品揃えだけではなく、一人一人のお客様を大切にする逸美氏に惹かれ、遠方から足を運ぶお客様も多いとか。これからも、原点である「仕立て」の技術を次代に伝え、地域に欠かせない洋品店として、のれんを守り続けていく。代表取締役 梶川 高明 氏 所在地:松山市南吉田町2798‐62TEL:089‐972‐6487時代に合わせて形を変える 「鉄」を加工して90年(有)梶川鉄工所会社の製品はそれぞれに特徴が違うもの。製品が使われるときの喜びを糧に、お客さんの要望通りに作ることを追求し続けます。(有)梶川鉄工所からのメッセージ90大正10年創業(有)梶川鉄工所 古の時代から、生活の道具として使われてきた「鉄」。時代や用途によってその形を変え、歴史を象ってきた。その加工を生業とする、梶川鉄工所が創業から90周年を迎えた。創業は三津浜。鍛冶屋として、門の金具や釘などを製造するため、鉄を叩いて加工していた。戦後、旋盤やボール盤を導入。穴あけや削り作業が機械化され、現在の鉄工業が幕を開ける。昭和40年には、美沢町に工場を移転し、業容を拡大した。従業員が帰った後も、父・兄弟3人で夜遅くまで仕事をするほど忙しかったそうだ。 そんな変遷を辿った鉄工所は、現在、南吉田に位置し、3代目となる高明氏が経営を担う。正確な仕上げと納期厳守を追求し、堅実経営を行う。自社の部品が使われた製品を見ると商売のやりがいを感じるという高明氏。これからも、鉄という歴史を次代へ伝えていく。45年前に改装した現店舗会員トピックス会員トピックス19
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