所報3月号
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まつやまの老舗まつやまの老舗当所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。事業所概要事業所概要ターニングセンター心間(1m)創業周年創業周年代表取締役社長 越智 長次・越智 千恵美所在地:松山市東石井7‐3‐29TEL:089‐956‐2766時代とともに培われた技術を地元密着で還元する(株)オチテッキ短納期・高性能な製品づくりを目指し、小回りの利く地元密着の工場として、これからもお客様に安心と信頼をお届けいたします。(株)オチテッキからのメッセージ60昭和27年創業 椿神社の近くに機械加工工場を構えるオチテッキが60年の節目を迎えた。創業者の越智長一氏は、戦前、日本で最高の工場と呼ばれた呉の海軍工廠に、松山から最年少の研修生に抜擢された才能の持ち主だった。戦後、製麺機製造を目的に創業、昭和27年に法人化した。その後、鋳物加工、農業機械部品製造を主力に手掛け、業容を拡大した。 現在は、2代目長次氏が経営を担う。製造の現場が手作業からコンピュータ制御に切り替わる中、時代を先取りする経営を心がけ、丸棒から施削・穴空け・ミーリングの完成品が無人自動化できる機械を西日本で初めて導入。ボイラー・福祉機器、建設機械など製造品目を広げ、さらなる事業拡大に注力した。平成18年、株式会社へと組織を変え、社名をオチテッキに変更した。節目を迎え、あらためて地元密着を掲げ、お客様に安心と信頼を届けることを心がける。今後も、多くの製品を地元松山へ届けていく。代表取締役 片岡 正行 所在地:松山市南吉田町1699‐2TEL:089‐971‐2525いつの時代も変わらない地域密着型経営の強さとは(株)カタオカ電機太陽光発電、オール電化、その他電化製品のことならなんでもおまかせ下さい。どんな些細なお悩みも解決します。昭和26年創業(株)カタオカ電機 松山空港の近く、車が数多く行き交う南吉田で電化製品を取り扱ってきたカタオカ電機が創業60周年を迎えた。昭和26年、機械いじりが趣味だったという片岡健行氏が双海町に電気店を開業。当時、情報収集の主流であり、需要の多かったラジオの組み立て販売により事業を営んだ。昭和35年に現在地へ移転。新参者であったことから、商圏を4キロメートルに絞り、営業展開を集中させた。この経営戦略には業務効率化の狙いもあったが、後に家電量販店が台頭する変化の時代においても、変わることなく地元から愛される企業として存続する大きな礎となったそうだ。 現在経営の舵取りを担うのは息子の正行氏。「地域で一番!ゲンキ店!」のフレーズを掲げ、堅実経営を続けている。家のことを熟知する家電のプロとして、リフォーム事業も始めた。同社は、時代の変化に捉われず、地域に根差した企業として針を進めている。60(株)オチテッキ(株)カタオカ電機からのメッセージ会員トピックス会員トピックス19

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