所報3月号
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とくに好調好調まあまあ不振きわめて不振建設製造卸売小売サービス四国全国四国全国前年同月比先行き見通し早期景気観測システム早期景気観測システム商工会議所LOBO調査※Dl=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合) 業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)業況DIは、悪化。先行きは慎重な見方が続く▲23.8▲34.5▲33.3▲57.7▲37.0▲22.6▲35.9▲38.9▲41.9▲30.9▲9.5▲44.8▲33.3▲30.8▲37.0▲25.4▲35.7▲32.3▲42.3▲35.8全国の概況ブロック別概況・四国 12月の全産業合計の業況DIは、▲34.1と、前月から▲3.0ポイントの悪化。先月中旬からの円安傾向は好材料であるものの、中国向け輸出低迷が続く製造業は幾分回復するも低水準で推移。また、今冬の賞与減少に伴う個人消費の冷え込みによる影響に加え、商品の多様化や低価格化により新規顧客の取り込みを図る大手チェーン店の攻勢に晒されている小売業・飲食業など、地域の中小企業を取り巻く環境はさらに厳しさを増している。 先行きについては、先行き見通しDIが▲35.1(今月比▲1.0ポイント)と、ほぼ横ばいの見込み。最近の円安・株高傾向に加え、政府による経済対策や中国経済の回復に対する期待感がみられるものの、電力料金の値上げ、所得の減少に伴う消費マインドの低迷など、楽観できないことから、先行きは慎重な見方が続く。 悩んでいる」とのコメントが寄せられた。○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べマイナス幅が拡大する見込み。産業別にみると、製造業で改善、卸売業、サービス業は横ばい、その他の2業種で悪化する見込み。○全産業の業況DIは、前月と比べマイナス幅が縮小。産業別にみると、製造業、サービス業でマイナス幅が拡大、その他の3業種で縮小した。○土木工事業からは、「県と市の公共工事を受注できたため、売上は好転している」とのコメント。製材業からは、「受注をしても、短納期の案件が多く、従業員の残業が増加。人件費負担が重くなっており、採算は悪化」との声、衣料品卸売業からは、「取引先各社の売上減少が続いており、値下げ要求が強まっている」とのコメント。旅館業からは、「魚等の一部食材の仕入価格が上がっているほか、客単価も伸び■平成24年12月調査結果コラムコラム22
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