所報3月号
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まつやまの老舗まつやまの老舗当所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。事業所概要事業所概要現代表者と作業風景(昭和30年代後半)創業周年創業周年代表取締役 久保 楳二 所在地:松山市山越1‐18‐2TEL:089‐923‐0628たゆまない技術習練により企業と経営を次代へつなぐ(株)久保工業所困難な仕事ほどやりがいを感じる。当たり前のことではあるが、その当たり前を今後も大事にしていきます。(株)久保工業所からのメッセージ60昭和27年創業 配管工事業を営む久保工業所が創業60周年を迎えた。創業者の久保嘉也氏は、三菱重工に従事し、技術を学んだ。その後、実兄が経営する香川県の工場で、さらに腕を磨き帰松。平和通にて事業を開始した。 当時は、朝から晩まで仕事に明け暮れる日々だったが、時間を見つけては、技術の習練に勤しみ、数々の技術資格も取得。その後、同業者が増加し、資格が多様化する時代においても、さらなる資格取得に励み、他社との差別化とした。また、古いものに固執せず、どこよりも早く機械化の導入にも取り組んだ。今では、勤勉性と評価の高い技術力が、同社の強みとなっている。 現代表の久保楳二氏は「自分にはこの仕事以外考えられない」と語るほど、事業へ真摯に取り組み、堅実経営を守り続けてきた。今は、後継者である井上勝彦氏とともに、機械化が進み、人の関係が希薄になっている現代に合った経営を展開している。代表取締役 栗原 彬 所在地:松山市萱町6‐166TEL:089‐922‐5700代々受け継がれた鍛冶屋の誇りを次代に伝える三共機工(株)人と人の繋がり、人間性を大事に、これからも、ボイラー部品の製作を通じて、お客様に安心と信頼をお届けいたします。昭和26年創業三共機工(株) 中央消防署の側にある三共機工。代々、家業として鍛冶屋を営んできた栗原一郎氏が創業し、60年を迎えた。 鍛冶屋は、戦時中、国の統制下におかれ、機械は一か所に集められ鉄工所として営業した。戦後に解散し、再出発を図るため、一郎氏が仲間と現在の鉄工所を立ち上げた。3人での設立だったことから、社名を三共としたとか。創業時は、土建機械の補修を中心に手掛け、昭和35年頃から、ボイラーの部品製作へ転換し、事業を拡大した。 現在は、4代目栗原彬氏が経営を担う。彬氏は、東京の大学で理工学部に学んでいたが、大学三年時に、父親である一郎氏が急逝。帰松して、家業を継ぐこととなった。以来、堅実な経営姿勢を貫くことで、取引先からの信頼を得て、会社を成長させた。人間性を大事に、自分の目の届く、身の丈にあった経営を掲げる同社。代々受け継がれてきた、鍛冶屋の誇りを胸に次代へ歩を進めていく。60(株)久保工業所三共機工(株)からのメッセージ会員トピックス会員トピックス19

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