所報3月号

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The winds of Matsuyama松山の私が考えるこれから 『パラダイムシフト』が起きています。その時代や分野において当然と考えられている認識や価値観が革命的また劇的に変化する『パラダイムシフト』。この『パラダイムシフト』が起きることによって、競争や事業ルールが変わり、今までのやり方が通用しなくなり、全く違った新たな業態企業や競争相手が出現してくることになります。 最も恐ろしいことは、社会全体の価値観やニーズが変化していることに気づかず対応が遅れる思い込みの罠です。 1990年代はじめ、バブル崩壊に始まった経済の収縮が続く低成長を「失われた20年」といわれますが、やっと明るさが見え始めた2008年(平成20年)に発生したリーマンショックによって、更に経済が減速、この世界同時不況による、円高、株安で国内企業の多くは業績が低迷する厳しい状態が現在まで続いています。 これまでの大量生産、大量消費という経済原則を見直し、価値観の再編を迫られています。物の豊かさから精神第10回「バリューイノベーションの潮流を見逃すな」社会全体の価値観やニーズの変化ベンチャースピリッツで革新を牽引副会頭関 啓三(セキ株式会社 代表取締役社長) 日本の99%は中小企業です。この小単位である特質、変化への対応力を生かすことです。日本は欧米を真似ることで経済発展をしています。類似学習は得意ですが、前例の無いものは敬遠する風潮があります。知恵と勇気で、変化する価値観やニーズに対応した事業展開が必要です。 時代の変化を感じ取り自ら革新を牽引する『ベンチャースピリッツ』が大切での豊かさへ、有形から無形なものに価値が与えられ、文化が経済を牽引する時代、市場経済を活性化させる時代が到来しています。情報化社会はこの変化『パラダイムシフト』をさらに加速させているのです。す。初心を忘れず、身の丈を心得ながら進む『バリューイノベーション』創業者精神の心得を持って、ひたむきに取組む心意気が必要です。顧客のニーズを真摯に受け止め続けることで、新たな業態へと進化していくことが出来るのです。 世の中で日常的に起こってきている『バリューイノベーション』を見逃さない感性『ベンチャースピリッツ』が大切です。 感性豊かに時流をつかみ、価値観変化の潮流に機敏に反応することが必要なのです。コラムコラム6

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