所報7月号
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――ラフォーレ原宿・松山跡地の再開発も始まりました。――今後の商店街のあり方とは。 大街道北口は、松山城や坂の上の雲ミュージアム、ロープウェー街など、観光スポットに隣接しています。人口減少社会が到来し、交流人口の拡大が求められる中、観光客にも商店街を回遊してもらう仕組みづくりが重要となります。 また、まちづくりは、次代にバトンをつないでいくことが大切です。私の好きな言葉に「燈々無尽」があります。ろうそくは燃え尽きると終わりですが、火が消える前に、次のろうそくへ火を灯せば、火はつながっていきます。まちづくりに対する「一人」や「一つの事業」という火には限りがありますが、その想いや理念を次代につなげ、その火を灯し続けて行くことができるような取り組みを行っていきたいと考えています。まちの「顔」ともいえる施設が着工日野 二郎 氏 愛媛県松山市出身人生の長い期間を商店街とまちづくりに捧げる日野氏。座右の銘は前述の通り「燈々無尽」。今は次代に灯りをつなぐ取り組みに注力する。【 略歴 】昭和55年1月 (有)ファースト 設立 代表取締役就任昭和62年4月 (株)バツフォ 設立 代表取締役就任平成11年2月 松山大街道商店街振興組合 理事長就任松山大街道商店街振興組合松山市大街道二丁目1-11TEL:089-931-7473FAX:089-946-2101prole想いや理念を次代につなぐまちづくりとうとうむ じんサンタそっくりのアメリカ人おじさんをマスコットにするなど、様々な事業を実施しました。毎年恒例の土曜夜市や俳句甲子園開会式なども盛り上がりました。 設備面では、アーケード内のダウンライト部分のLED化工事が終わり、24時間点灯がスタートしました。これまで、21時以降は統一看板以外の灯りがなかったことから、常に灯りがある商店街へ様変わりし、来街者にも好評となっています。また、松山三越南側にお城下パーキング2番町を平成25年3月にオープンしました。利用者数も伸びており、来街者の利便性が更に高まりました。 大型店の郊外化による来街者の落ち込みは、日本全国の商店街の課題となっています。大街道2丁目は、一番町口に面しており、中央商店街の北の玄関口となる重要なエリアですが、平成20年に閉館したラフォーレ原宿・松山跡地の再開発問題は長年の懸案事項となっていました。そういった中、先日、再開発がスタートしました。既存建物の解体工事も終了し、4月23日には新施設建設起工式が行われています。新施設は、地上13階建で、1・2階は商業施設、3・4階はブライダル、5階以上は宿泊という複合施設になると伺っています。大街道北口の活性化は、2丁目だけに止まらず、中央商店街全体に良い影響を与えると期待を寄せています。この人に聞く3
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