所報11月号
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――プロフィールを教えてください。 出身は仙台です。市内でも東部なので東日本大震災で大きな被害があったエリアの一つです。幸いながら実家に大きな影響はありませんでしたが、近隣では多くの方が被災されました。テレビや新聞で関連した報道に触れるたびに大変胸が痛みます。 大学卒業後は、旧北海道東北開発公庫に入庫し、現在の(株)日本政策投資銀行に至るまで、主に地域に関連した投融資や調査に携わってきました。特に大阪での勤務をきっかけに、地域が持つ固有の文化や伝統、気質の違いに改めて気付かされ、その奥深さに面白さを感じました。現在のところ、6つの支店・事務所を経験しておりますが、本店以外の勤務は西日本のほうが長くなりました。 直近では、高松にある四国支店の企画調査課長として主に調査業務に従事しました。思い出深いのは「進化する四国のニッチトップ企業」というレポートをまとめたことです。国内や世界の市場でトップクラスのシェアを有する製品の製造に携わる四国本社の企業約30社の方々にインタビューしましたが、経営の枠を越え社長様の人生観なども含め多くのことを学ばせていただきました。このほか、瀬戸内国際芸術祭2013の経済波及効果の試算やその成果等の整理についてお手伝いする機会にも恵まれ、観光についても多くの方々と意見交換させていただきました。瀬戸内の素晴らしさを実感しているところで、松山の赴任は6月からですが、四国・瀬戸内には4年以上関わっていることになります。「地域の持続的発展と 元気をサポート」(株)日本政策投資銀行 松山事務所 所長 千葉 幸治 氏 ~ 観光と健康に大きなポテンシャル ~四国・瀬戸内に長く携わる人このに聞く――日本政策投資銀行の業務を教えてください。 当行は、時代の変化に合わせ交通インフラの整備やエネルギー、地域開発などのプロジェクトに対し長期資金の融資や投資業務などを行ってきました。ちょうど当行では今後3年間の取り組みをまとめた第3次中期経営計画がスタートしました。この計画では、わが国経済が数課題先進国「日本」の持続的な成長に貢献2この人に聞く
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