所報11月号
7/28

業況売上資金繰り採算 前々期は約20年ぶりに業況DI値がプラスになりましたが、一転、前期は悪化に転じ、今期も引き続き低い水準での推移となりました。経営者からは消費税率引き上げの反動減の声が寄せられる中、夏場の天候不順も重なり、経営上の課題は景気低迷時と同じく需要の停滞が多くの業種で1位となるなど、市場の冷え込みを反映する結果となっています。景気が乱高下する中、産業ごとの景況感もばらつきが見られる状況です。 来期の見通しについては、若干ながら改善傾向にあるため、消費税率引き上げによる反動減の影響が緩和され、景気が回復軌道に戻るかを注視する必要があります。まとめ 卸売業以外のすべての産業において、DI値が悪化傾向にあります。特に、製造・小売業が悪化しています。卸売業は前回、大幅に悪化していますが、今期は改善、見通しも回復傾向となっています。来期の見通しについては、卸売業をはじめ製造業と小売業が改善傾向となっていますが、建設業は悪化に転じています。産業別動向小売業におけるDI値の推移サービス業におけるDI値の推移製造業におけるDI値の推移50403020100-10-20-30-40-50-60-70-80261-32610-12241-3244-6247-92410-12251-3254-6257-92510-12264-6267-9(見通し)50403020100-10-20-30-40-50-60-70-80261-32610-12241-3244-6247-92410-12251-3254-6257-92510-12264-6267-9(見通し)50403020100-10-20-30-40-50-60-70-80261-32610-12241-3244-6247-92410-12251-3254-6257-92510-12264-6267-9(見通し)50403020100-10-20-30-40-50-60-70-80261-32610-12241-3244-6247-92410-12251-3254-6257-92510-12264-6267-9(見通し)50403020100-10-20-30-40-50-60-70-80261-32610-12241-3244-6247-92410-12251-3254-6257-92510-12264-6267-9(見通し)建設業におけるDI値の推移卸売業におけるDI値の推移産業別DI値の推移特集5

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です