所報11月号
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――四国アイランドリーグ総合優勝、独立リーグ日本一を達成しました… 四国アイランドリーグが発足してから11年目を迎えますが、愛媛マンダリンパイレーツは四球団の中で唯一、総合優勝、独立リーグ日本一を達成しておらず、念願を果たすことができました。これは、創設以来、声援を送り続けてくれたファン、球団運営をバックアップしていただいているスポンサー企業、また、愛媛銀行の中山後援会長をはじめ県内12ヵ所にある地区後援会、さらには、県下20市町の皆様の物心両面にわたるご協力のお蔭であり、感謝とお礼を申しあげたいと思います。今年は弓岡監督も2年目のシーズンとなり、選手の特徴や強みをしっかりと把握した起用や采配が好結果につながりました。独立リーグの日本一は、新潟で連敗し、後がない状況での戦いとなりましたが、選手たちはあきらめることなく、勝つための努力を続けて、その結果、ホームでの3連勝となりました。私たちも、球団を運営する上で、大切なものをチームから教わりました。「『感動』という配当を 県民に提供できる球団を目指して」愛媛県民球団(株)(愛媛マンダリンパイレーツ) 代表取締役 薬師神 績 氏 ~ 日本一を契機に原点回帰し球団理念の追求を ~人このに聞く――次に球団が目指すものは… 当然、連覇という目標を掲多くの皆様に支えられ念願を果たしたシーズンげるものの、県民球団としての原点回帰に取り組みたいと考えています。球団理念には、①NPBを目指す選手の研鑽と育成、②夢づくり、感動づくり、人づくり、③新しいスポーツ文化の創造と地域社会への貢献を掲げていますが、3つの理念をより具体化していく必要があります。特に選手の育成に関しては、チームの総合力向上には、キャリアのある選手が多い方が良いのですが、NPBへの輩出は、伸び代のある若い選手がドラフトにかかりやすいため、相反する部分があります。また、当リーグは、ドラフトにかからなかった選手が、夢をあきらめる場でもあり、選手のセカンドキャリアを考えた育成も必要となります。社会人としての人格形成につなげるため、3つの球団理念の具体化に取り組む2この人に聞く
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