所報7月号
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 32日目の全体会議では、日本商工会議所三村会頭、当会議所の大塚会頭が挨拶。その後、俳人・夏井いつき氏により、「人・街・未来をつくる、たとえば俳句。」をテーマに基調講演がありました。続いて、早稲田大学の池上先生らにより、「ポスト・コロナの観光振興 磨き上げと聖地化とは」をテーマにパネルディスカッションを行い、今後の観光振興の方向性について有意義な議論が行われました。最後に、日本商工会議所 酒井観光・インバウンド専門委員会共同委員長より、「ルネッサンス(地域の再発見)と観光改革で地域再生を」と掲げた「えひめ松山アピール」が採択されました。エクスカーションは、214名の参加があり、分科会や全体会議のテーマとなっていた、しまなみ海道サイクリングや句会ライブ、お遍路体験、観光列車「伊予灘ものがたり」の乗車など、県内全域の有形・無形の観光コンテンツを体感しました。1234全体会議エクスカーション特集私たちは、地域の再発見(ルネッサンス)に取り組み、観光の改革(イノベーション)を行うことにより、持続可能な観光を核として、地域を再生し、今後の発展につなげていかなければならない。商工会議所は、地域の総合経済団体として、明確なビジョン、戦略、マーケティング、戦術のもと、観光を核とした地域の再生の旗振り役を担うことが求められる。全国の商工会議所がこれに取り組む際の指針とするために、ここ、えひめ・松山において、以下のアピールを行う。観光の高付加価値化につながるビジョンの策定地域資源の発掘・磨き上げと地域内連携による付加価値の創造新たな需要を創造するためマーケティングの推進ニューツーリズムの推進による地域経済への好循環と人づくりえひめ・松山 アピール(抜粋)ルネッサンス(地域の再発見)と観光改革で地域再生を

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