戦後、大浜善高氏によって創業された大浜タオル。善高氏は、当時需要の高かったタオル産業に着目し織機を購入。堀江港付近でタオルの製造業を始めたが、火事により本社を現在の堀江町に移転した。その後、海外製の安価なタオルが日本へ介入してきたことや、2009年のリーマンショックによる影響などもあり、タオル産業は全体的に落ち込んだ。そのような中、四国タオル工業組合は今治ブランドプロジェクトとして、今治タオルのブランディング化を図った。同社でも今治タオルの製造を担うなどし、愛媛のタオル産業全体が活気を取り戻すきっかけになったという。 代表を務めるのは6代目の大原信之氏。受注内容は主にOEM生産で、アーティストやプロスポーツチームのタオルの製造を請け負っている。そのため、お客様からいただいた設計に忠実に、納品日に必ず間に合わせるといった、堅実な経営を心掛けている。また、同社はOEM生産に加え、2019年にはオリジナルタオルの開発を始めた。無農薬のオーガニックコットンを使用するほか、桜のはなびらを活用して染色したもので、体にも環境にも優しい。 また、SDGs宣言を行うなど、環境や人へ配慮したタオルづくりも目指している。大浜タオルは、お客様に、より質の高い製品を提供するために、改革を進めていく。 愛媛にて電気事業が始まったのは明治期のことで、小林信近が水力発電を取り入れたことがきっかけとなった。そのため、明治・大正期は伊予鉄道電気が愛媛の電気事業を取り仕切った。 戦時中は国家管理下に置かれ、各地域に日本発送電の配電所が設置されたが、第二次世界大戦後に再編成が行われ、昭和26年に四国の電気事業を担う四国電力を設立。同年、愛媛支店も開設に至った。開設後は水力や石油火力発電所などの開発を進めた。 昭和48年のオイルショック以降は、原子力発電の推進に取り組んできたが、福島第一原子力発電所の事故を受け、伊方発電所の1号機と2号機を廃止。現在では安全を最優先に、3号機のみ運転を続けている。四国の中で唯一原子力発電所を有しており、発電所の安全性や、発電所の運営内容を県民に発信するのも大切な役目だと支店長の安藤氏は語る。 令和2年には、電力システム改革を受け、送配電部門を分社化したが、台風や雪害等の停電発生時には両社一体となって復旧作業やお客様対応にあたる。 エネルギー源が、利便性や安定性の高いものへと変わっていく中で、電力の安定供給のために様々な取り組みを行ってきたが、今後も、人々の生活を支える存在として、より安心・安全で安定したエネルギー供給に尽力する。新たな製品を産み出す老舗タオル会社安全・安心・安定した電気を提供70年を迎えられたのもお客様のおかげです。今後も真摯な経営を続け、お客様により良い製品を提供していきます。当社はこれからも地域と共に生き、地域と共に歩み、地域と共に栄え、電力の安定供給を果たしてまいります。会員トピックス旧松山発電所(昭和33~56年まで運転)昭和26年創業メッセージ昭和26年開設メッセージ事業所概要代表者:所在地:TEL:大原 信之松山市堀江町甲441089-979-1477事業所概要代表者:所在地:TEL:安藤 誠一松山市湊町6-6-2089-946-9709創業70周年開設70周年17大浜タオル(株)四国電力(株)愛媛支店
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