所報6月号
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岡・土亀山・東山という独立り・・・」という記述で登場す 今回の表紙絵は、福音寺町にある天山トロン温泉。天山は、松山平野のほぼ中央部に在り、付近には、星した丘陵が形成されている。温泉が点在する場所でもある。 天山は、713年の令によって作られた、伊予国風土記に、「天から山が降ってきたときに、途中で二分されて、一は大和国の天香久山、他は伊予国の天山となる。天香久山は、百人一首にも詠まれている奈良県にある有名な山で、これは、当時、朝廷の勢威が伊予の地方にも及んでいたことを示している説話である。また、伊予国風土記には、温泉の記載もあるため、天山と温泉が、松山の人たちに古くから語り伝えられていることが分かる。 天山トロン温泉は、正岡子規が「凩にはひつくばるや土亀山」と詠んだ、土亀山を背景に、フジコグループが運営している温泉で、平成10年11の通り、「トロン」というものが温泉の中にあり、これが健康管理につながることから、「不老長寿の泉」を掲げている。営業時間は、大浴場が12時から翌朝10時、家族風呂は大人600円、子ども200円。家族風呂は、2500円からで、宿泊は5000円からとなる。家族風呂には、サウナ付のものもある。また、岩盤浴の施設も楽しめる。 このほか、温泉の駐車場で実施している「あまやまマルシェ」が人気だ。コロナ禍で月26日にオープンした。名前イベントが激減し、出店先がないキッチンカーを応援するマルシェとして、2020開催されており、多くの市民で賑わっている。 天から降ってきた山の麓で湧く泉。不老長寿を夢見て、神話の時代に思いを馳せる。そして、子規が句に詠んだ風景を見ながら、地元の食材で舌鼓を打ち、湯に浸かる。そんな贅沢を味うことができる温泉だ。年9月にスタートして毎月19コラム毎月開催されている「あまやまマルシェ」24時間営業。料金は、大浴場が第6回「福音寺町 天山トロン温泉」「福音寺町 天山トロン温泉」天から降ってきた山の麓に湧く不老長寿の泉

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