所報7月号
4/24

のもと、東京第一ホテル松山において、通常議員総会を開催しました。髙橋会頭の挨拶の後、議案審議に移り、第1号議案「令和4年度事業報告について」、第2号議案「令和4年度収支決算について」、第3号議案「規程の制定及び一部改正について」、第4号議案「常議員の補充選任について」が諮られ、原案通り承認されました。また、松山市の藤田副市長様、日本銀行松山支店の臼井支店長様にご臨席のうえ、祝辞をいただきました。最後に、事務局より会員増強のお願いを行い、総会を閉会しました。6月30日、113名(委任状提出者を含む)の出席「5月8日に、新型コロナが5類感染症に移行したことから、社会経済活動が正常化し、飲食や観光などのサービス需要なども回復しており、地域経済は持ち直しの動きが続いている。その一方で、足元では、新型コロナの感染が再拡大しており、第9波の入り口とも言われているが、コロナと共存しながら、経済活動を継続していかなければならない。また、世界経済の停滞や、原材料価格などの上昇、深刻な人手不足などの課題が顕在化しており、企業の経営は、今後も厳しい状況が続くものと考えられる。こうした先行き不透明な状況に加え、人口減少、DX、グローバル化、気候変動・脱炭素といった大きなトレンドは、より大きなうねりとなっている。当会議所では、「Change!Chance!Challenge!」をスローガンに、企業の支援や、地域の活性化に関する新規の取り組みも含め、新たな中期行動計画に基づき、各種事業を積極的に実施している。まちづくりなどの取り組みが停滞すると、長いスパンで経済や生活に影響を与えて、気が付いた時には、地域が衰退して取り返しがつかない状況に陥る未来を招く恐れがあるのではないか、と危惧している。持続可能な未来を築くべく、私たちは、長期的な視点でビジョンをつくり、行政や大学、様々な関係団体等と、地域内でしっかりと連携し、今後の発展に向けた施策を立案し、着実に実行していくことが求められている。昨年度、当会議所は創立140周年を迎えたが、こうした節目に、皆さんとともに、当会議所の役員・議員に就任し、地域経済の活性化に向けたかじ取り役を担うことは不思議な縁であると感じている。本年4月より、新たな中期行動計画に基づく事業がスタートしたが、任期の3年間、次代につながる松山経済の発展に向けて、全力でチャレンジしていきたい」(株)愛媛銀行 代表取締役 専務取締役 豊田 将光 氏帝人(株)松山事業所 松山事業所長  藤原 嗣郎 氏松山銀天街商店街(振) 理事長     加戸 慎太郎 氏松山総合開発(株) 代表取締役社長   河野 治広 氏常議員に選任された方髙橋会頭挨拶概要 〜第197回通常議員総会を開催〜令和4年度事業報告・収支決算を承認髙橋会頭の挨拶特集2

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る