所報4月号
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全国の概況﹇2月集計結果﹈日本商工会議所全産業合計の業況DIは、▲12.9(前月比▲1.5ポイント) 小売業は、消費者の買い控えは継続するものの、好調な百貨店がけん引し、改善した。サービス業は、飲食・宿泊業を中心にインバウンド回復の恩恵を受けるも、人手不足やコスト増が下押しし、ほぼ横ばいとなった。建設業は、公共工事が下支えするも、資材価格の高止まり等で力強さを欠いた。また、製造業は、企業のコスト負担増による設備投資の足踏みを受け、機械器具関係https//cci-lobo.jcci.or.jp/等の需要減で悪化し、卸売業でも、これらの需要減による取引減少で悪化した。 物価が高止まりする中、円安や人材確保に向けた賃上げ等、コスト増が重荷となっている。深刻な人手不足や価格転嫁等の構造的な課題も山積しており、中小企業の業況は悪化が続いた。先行き見通しDIは、▲13.6(今月比▲0.7ポイント) 新年度を見据えた人流の増加による個人消費の拡大や、企業の新たな設備投資等の取組みへの期待感がうかがえる。 一方、深刻な人手不足による受注機会の損失や、長引く物価高による買い控えの継続など、国内需要の停滞が懸念される。コスト増が継続する中、持続的な賃上げに向けた労務費を含む価格転嫁の推進や生産性向上、人材確保などの対応すべき課題が多く、先行きは慎重な見方となっている。【ブロック別概況・四国】前月と比べたDIの動き 四国は、悪化。建設業では、資材価格の高止まりに伴い、民間の住宅工事の受注が減少傾向にあり、売上・採算が悪化した。従業員の高齢化が進んでいるものの、収益圧迫により人件費の確保が難しく、新たに若手の正社員を雇用するのは厳しい、という声も聞かれた。卸売業では、建設業の需要低迷のほか、飲食料品関係の製造業からの受注減少が影響し、売上・採算が悪化した。今回の付帯調査テーマ 商工会議所LOBO調査ホームページでは、業種別の動向や付帯調査の結果を掲載しておりますのでご覧ください。・事業継続計画(BCP)の策定状況・デジタルプラットフォーム事業者との取引における課題業況DIは、コスト増による需要停滞で、悪化続く先行きは、人手不足と物価高の長期化で慎重な見方商工会議所LOBO調査ホームページ:令和6年2月調査結果(業況DI)17▲12.9▲14.4コラム▲13.6▲20.0とくに好調好調まあまあ不振きわめて不振前年同月比全 国四 国先行き見通し(3~5月)全 国四 国LOBOLOBOLOBOLOBO調調査査査シシスステテムム早早期期景景気気観観測測

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