所報4月号
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脱炭素社会の実現に向けてビジネスチャンスを考える会員企業から集めた余剰食品を子ども食堂などに寄附 愛媛県商工会議所連合会、松山商工会議所、松山市SDGs推進協議会は3月内から73人が参加しました。 セミナーは、デロイトトーマツの方を講師に招き、脱炭素のトレンドや企業の取り組むべき内容について、解説しました。まず、パートナーの赤峰氏が、サステナビリティは企業を持続的に経営していくなかで必要なものであり、大企業だけに関係するものではないと説明されました。多くの企業ではサステナビリティをいかに経営の本流に統合するかを検討する過渡期であり、サステナビリティへの対応によって付加価値が生むよう先に動いた企業に先行者利益があると述べられています。企業はまず、自社の事業活動でCO2排出量を把握することから着手することが重要であると話されました。 続いて、マネジャーの藤田氏は、G7などで議論されているネイチャーポジティブについて、各国で今後、政策が打たれるのではないかと話し、対応の必要性についての説明がありました。 セミナー終了後は、当会議所の環境・グリーン成長戦略委員会を開催し、松山市や、講師の齋藤氏、藤田氏も出席し、意見交換を行いました。 今回のセミナーや、委員会での意見交換をもとに、当会議所の脱炭素に関する事業を推進していきます。 当会議所では、SDGsを経営に実装ました。次に、マネージングディレクターの齋藤氏は、大企業を中心に、自社だけなくサプライチェーンにもCO2排出量目標を設定する企業が出てきており、中小企業等でも対応が迫られすることを目的に企業および家庭で発生した余剰食品を持ち寄り、子ども食堂や福祉施設等に寄附するフードドライブ活動を実施しています。 10回目となる今回は、3月4日から3月18日の間で実施したところ、8社の企業から1,128個、307.2kgの食品を提供いただきました。 集まった食品は、NPO法人などに提供しました。当会議所では、今後も定期的にフードドライブ活動を実施します。少量からお預かりしますので、会員の皆様のご協力をお願いします。【参画社(順不同)】 株式会社エポラ 井関農機グループ 株式会社あいテレビ 四国西濃運輸株式会社 株式会社松宮 玉井産業株式会社 will 松山商工会議所女性会ご協力、ありがとうございました。脱炭素・経営セミナーフードドライブ活動7会議所の動き11日、脱炭素・経営セミナーを開催し、県代表取締役〒790-0943 松山市古川南1丁目22番18号TEL(089)956-1125(代) FAX(089)957-1172http://www.arimitsugumi.co.jp有光智幸会議所の動き

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