所報2月号
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全産業では、業況DI、採算DIが改善、売上DI、資金繰りDIが悪化となりました。来期の見通しは売上DI、資金繰りDIは改善がみられる一方で、業況DIは悪化しています。今期、設備投資を実施したと回答した事業所は48件(37.5%)で前期より増加しています。来期に実施を計画している事業所数はております。当会議所では、地域商工業者の景況並びに経済動向等に関する情報の収集・分析を行っております。今号では、令和6年10月〜12月期の調査結果がまとまりましたので、ご報告します。(見通し)設備投資の実施状況20151050-5-10-15-20-25-30-35【調査時期】四半期毎に調査(年4回実施)【調査期間】令和6年10月30日~11月20日【調査対象】当会議所議員、地域振興委員等185企業R44‐6R47‐946件で、今期より1件の減少となっ従業員確保難仕入単価上昇需要の停滞仕入単価上昇3位人件費増加業況売上資金繰り採算コラム6回答状況産業造製設建売卸小売サービス計合R4R51‐3R54‐610‐12建設業卸売業小売業サービス業調査対象企業数回答数1717193540128順位2621264270185R57‐9R5R61‐3R64‐610‐12原料価格上昇材料価格上昇人件費増加ニーズへの対応人件費増加産業製造業1位R67‐9R610‐12R71‐3ニーズへの対応下請単価上昇その他経費増加仕入単価上昇従業員確保難2位全産業におけるDIの推移まとめ製造業と卸売業・小売業は改善傾向、建設業、サービス業は悪化傾向となり、業種により動きが異なっています。直面している経営上の問題点を見ると、人件費増加や原材料・仕入れ単価の上昇が上位を占めており、業種を問わずコストの増加が経営を圧迫していると考えられます。今期直面している経営上の問題点~全産業の業況DI、採算DIは改善するも、売上DI、資金繰りDIは悪化~調査概要市内業況は厳しい状況が続く松山管内景況調査

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