所報3月号
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 今回は25年にわたり表紙絵を描かれた香川進氏のインタビュー記事をお届けします。聞き手は、香川進氏とともに20年以上にわたり、所報の表紙絵やコラムの編集に携わった、当会議所の職員が担当しました。ぞと教えてもらい、地元の松山商科大学に進学しました。学生時代は、金沢で見た山の景色が忘れられず、山岳部に入りました。また、美術部を立ち上げて部長にも就任しましたが、絵を描くよりも遊びに行く方が多かったように思います。所報の表紙絵を振り返る香川進氏特別インタビューした。また、小学校の頃は軍艦や飛行機などの模型づくりに熱中していました。6人兄弟だったこともあり、欲しいものが買ってもらえず、いろんなものを自分で作っていました。こうした子どもの頃の経験を通して、ものを作る楽しみを覚えたのかもしれません。親が何でも買い与えず、自分でつくらせるということも大事なことだと思いますね。―小さい頃は、ものづくりの好きな少年だったん ですね。自宅のお部屋にも、飛行機の模型がたく さんあります。絵を描き始めたのは、いつごろ からですか。 香川 趣味で絵を描き始めたのは、高校生の頃です。卒業する頃には、漫画家になろうと思っていました。金沢にある美大を受験したのですが、合格することができませんでした。受験の時に見た、金沢の雪山の景色を今でも忘れることができません。その後、叔父から、絵描きになるよりも、企業の広告宣伝部に入って、絵を選ぶような仕事も面白い―香川先生には、当会議所のカレンダーに掲載 する絵をお願いしたことがご縁で、2000年 から現在の形になった所報の表紙絵を描いてい ただきました。長い間、本当にありがとうござい ました。香川 2000年から25年間も表紙絵を描きましたが、振り返ってみると、絵を描くこと自体が面白くなっていました。体調のこともあり、止めようかと思ったこともありましたが、なんとか続けることができました。―毎月、今月号の絵はどこだろうと、楽しみにして いる会員さんも多かったのではないでしょうか。 香川先生の絵は、優しいタッチで、観る人を引き 込む魅力があります。あらためて、絵を描かれる ようになったきっかけを教えてください。香川 私は大洲市の出身です。家族が映画好きで、小さいころから、映画館に連れて行ってもらいま特集2新婚旅行時の本人と奥様のイラスト

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