所報3月号
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5「新型コロナウイルス」という単語もほとんど耳にしなくなり、それに合わせて人の動きも活発になってきた昨今ですが、「新型コロナウイルス」がきっかけとなった「新しい生活様式」の定着により、日々の生活スタイルは大きく変化し、私たちの観光飲食業も大きな構造改革を迫られました。行動制限が解除された現在、観光交流人口の推移はインバウンド需要の回復もあり、V字回復をしていますが、ビジネス関連の人の流れは、コロナ禍での仕事の進め方の変化、Webでの会議・打ち合わせの定着等により、コロナ禍前には戻らない状況が続いています。また、物流業界での労働力不足に端を発した「働き方改革」の推進により、労働環境は一変し、労働時間の厳格な管理や、賃金面では今まで死語と思われていた「ベースアップ」、大幅な「賃金の引き上げ」も実施され、経済界全体でそれらの社会的な状況変化への対応が迫られています。私たちの観光飲食業での事業スタイルは、デジタル化等による劇的な変化に対応することの難しい「温度」や「味覚」等を五感で感じ、リアルで勝負する部分と、比較的転換が容易なPRや顧客ニーズの把握、進化するキャッシュレス対応等の事業オペレーションの部分があり、特に後者は選ばれて需要創出につながる新しい手法や発想をレスポンス良く事業推進に生かせるかがカギとなります。これらの取り組みにおいて、「連携」をキーワードとした同業種または異業種間の交流と、広く最新の情報や技術、制度等の共有を目的とした産官学といった組織間での交流が重要であると考えており、それらを相互に結び付けるのが商工会議所とその組織内で活動する委員会や部会であると考えています。観光・飲食業部会では、商工会議所が主催する松山ブランド新製品コンテスト「NEXTONE」出品の新商品を広くPRするだけではなく、その商品開発プロセスを可能な限り共有化を図るなど、取り組みの深度化を行うとともに、部会活動による組織内相互の連携強化により、地域での事業活動の展開を支援していきたいと考えておりますので、従来の様々な枠組みにとらわれず、部会活動にご理解とご協力をお願いいたします。チェンジコラム松山商工会議所観光・飲食業部会部会長リレーコラム窪 仁志第21回「観光・飲食業部会のミッションについて」大変革の時代に   チャンスを掴む

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