初めての方へ『創業準備の流れ』
売上予測について
主な売上予測の方法は次のとおりです。
業種の特性を考え最も適した方法を選び、検討してみましょう。
また、業界平均に地域事情などを加味することや、他の方法もあわせて多角的に売上高を予測することが大切です。
(1)販売業で店舗売りのウェイトが大きい業種(コンビニエンスストアなど)
<算式> 1m² (または1坪)当たりの売上高 × 売場面積
[設例] 業種:コンビニエンスストア
- 売場面積 100m²
- 1m² 当たりの売上高(月間) 16万円
(「小企業の経営指標2013」による業界平均から算出)
売上予測(1ヵ月)=16万円×100m² =1,600万円
(2)飲食業、理・美容業などサービス業関係業種
<算式> 客単価 × 設備単位数(席数) × 回転数
[設例] 業種:理髪店
- 理髪椅子 2台
- 1日1台当たりの回転数 4.5回転
- 客単価 3,950円 月25日稼働
売上予測(1ヵ月)=3,950円×2台×4.5回転×25日=88万円
(3)労働集約的な業種(自動車販売業、化粧品販売業、ビル清掃業など)
<算式> 従業者1人当たりの売上高 × 従業者数
[設例] 業種:自動車小売業
- 従業者 3人
- 従業者 1人当たりの売上高(月間) 232万円
(「小企業の経営指標2013」による業界平均から算出)
売上予測(1ヵ月)=232万円×3人=696万円
(4)設備が直接売上に結びつき、設備単位当りの生産能力がとらえやすい業種
(部品製造業、印刷業、運送業など)
<算式> 設備の生産能力 × 設備数
[設例] 業種:部品(ボルト)加工業
- 施盤 2台
- 1台当たりの生産能力 1日(8時間稼働)当り500個
- 加工賃@50円 月25日稼働
売上予測(1ヵ月)=50円×500個×2台×25日=125万円
(資料出所:日本政策金融公庫)
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